歯学部を目指した理由
お久しぶりです。大崎聖治です。
今回は僕が歯学部を目指した理由を書いていきたいと思います。
僕は現在岐阜県の朝日大学歯学部に通う四年生です。朝日大学歯学部には現役で一般試験を合格して、通わせてもらえることになったのですが、僕はAO入試でとある国公立大学の歯学部を目指していました。
二次試験で小論文の点数があと3点足りなくて不合格になったのですが、合格した一次試験で提出した歯学部への志望動機や、学業以外で積極的に取り組んだことを真剣に考えられたことは今の自分にとって大きかったです。
原文が残っていたのでこれからの僕自身の為にも書き残しておこうと思います。
これから歯学部を目指す人、将来歯科医師としてやりたいことを探している人の参考にでもなれば嬉しいです。
自分が高3の秋に書いた文章まんまですので色々ツッコミ所はあると思いますが興味がある人は読んでください。

歯学部を志願する理由
私は将来、地域の人々から愛され、地域の人々の健康を支える歯科医師を目指しています。
父が歯科医師ということもあり、以前から歯科医師に興味はもっていました。
それが明確な目標へと変わった出来事があります。
それは高校2年生の時に所属していた硬式野球部でマウスピースの講習会を受けた時です。運動時の損傷防止やパフォーマンスの向上といったマウスピースの働きだけでなく、口腔環境、噛み合わせなどの口腔内の健康の状態が様々な生活習慣病や運動能力などの全身の健康状態に繋がることを知りました。
そしてそこで改めて歯科医師という仕事の重要性、社会貢献度の高さ、やりがいに気づく事ができ、歯科医師を志すようになりました。
今、日本は超高齢社会を迎え、医療界全体で地域包括ケアや、健康寿命の延伸、高齢者のQOL向上が課題となっています。その中で日本歯科医師会が「歯科は生きる力を支える生活の医療である」とアピールしているように、「噛むこと」の回復や口腔ケアで全身状態を改善し、単に疾病治療のみではなく、疾病予防や健康増進を含めた包括的な医療を提供できるという点で歯科医師の役割は非常に大きく、地域医療の一翼を担う存在としても位置付けられると私は考えています。
それ故に私は大学では口腔と全身との関連について特に詳しく学びたいと考えています。そして、卒業後は大学院で専門性の高い学びに取り組み、地域の医療を担う一員として、歯科としてだけではなく、全身の健康をサポートするような医療を行い、私の理想とする地域の幅広い世代から信頼される歯科医師を目指したいです。
学業以外に積極的に取り組んできたこと
私が学業以外に積極的に取り組んできたことは硬式野球部での活動であり、そこで多くのことを学びました。
東山高校硬式野球部では、野球の技術以上に野球を通じての人間形成を大切に活動してきました。
「自ら考えて自ら行動する」
「当たり前の挨拶を徹底する」
「チームメイトとの協調性を持つ」
つい見逃しがちな所まで大切にすることで自分自身一人の人間として大きく成長できました。
さらに、普通の高校球児と同じことをしていては京都大会を勝ち抜けないということで、屈強な精神力、人間力を持った人間を目指してきました。たとえ野球の技術では劣っても、そういった部分で相手を圧倒しようという意識をチーム全員が持つことで22年ぶりに秋季高校野球大会を優勝、春季大会、夏季大会ともにベスト8という結果を残すことが出来ました。このことは私にとって一生の誇りとなるものです。
特に監督の足立景司先生との出会いも私を一人間として大きく成長させてくれた要因の1つです。指導の大きな特徴はメンタルトレーニングに力を入れているという点です。
きっかけは新チーム結成直後の強豪校との練習試合でした。相手は自分たちより野球が上手だという先入観が自分たちの野球を邪魔しているとチーム全体で気づくことが出来ました。そこでメンタルトレーニングの導入により、先入観にとらわれない精神力を養い、油断や隙を無くし、自分の弱さを克服していきました。結果、秋季大会では近年の甲子園出場校がひしめき合う死のブロックでも構えることなく挑戦していき、突破することができました。
メンタルトレーニングの内容としては、合掌して黙想などの「精神統一」、全力では校歌斉唱などの「感情表現」、走り込みなどの「肉体的な追い込み」が3本柱です。普段から重圧がかかる状況をつくり、自分のメンタルをコントロールすることで、心身を鍛えることが目的です。また、地域貢献に従事することで人間的成長を促すトレーニングとして、グラウンドや学校周辺のゴミ拾いや、清掃活動をなども行いました。地域の人に感謝の気持ちをもって生活することで、愛される学校、チームになれる。これは地域医療における医療従事者にも通用する考えであると私は思います。
また東山高校は、南禅寺、永観堂、哲学の道に囲まれ学校周辺は観光シーズンになると国内外からの観光客でとても賑わいます。硬式野球部では、この環境もトレーニングの場としました。「お困りですか?」と様々な言語で書いたプレートを首から掲げ、お茶配りや道案内のボランティアを行いました。初めは言葉の壁に戸惑いもありましたが、フレーズを覚えたり、ジェスチャーや絵をうまく使ったりして工夫していくうちにうまく対応できようになり、自分達から声をかける積極性も身についていました。後日、部に県外や海外の方から感謝の手紙やメール、電話があり、とても嬉しかったです。奉仕の精神と人々から感謝される喜びを知ったこのメンタルトレーニングは私が歯科医師を志すうえでの重要な出来事の一つです。
こうして多くのメンタルトレーニングを経験したことでどんな状況でも自分を見失わない精神力が身につき、自分を主張できるようになりました。また、固定観念、先入観にとらわれない柔軟な考え方が持てるようになり、様々な「イレギュラー」に対応する力が身につきました。自分達のメンタル改革に足立先生は本気で熱く付き合ってくれました。年も近く相談もしやすく、1つのことを相談したら10も20も語ってもらえました。監督、学校の先生という枠組みを超えて、1人の人間として尊敬しています。これから歯科医師として患者と親身に接する上でお手本にしていきたいです。
足立先生をはじめとするスタッフの方々、苦楽を共にしたチームメイト、支えくださった方々には感謝してもしきれないほどの濃密な2年半でした。私は野球部を通じて学んだことをこれからの歯科医師としての人生に活かしていくことが、これらの人々への恩返しになると考えています。
地域の幅広い年齢層から愛され、歯科医師としての知識、技術はもちろん、人間的な部分でも、より成長を志す歯科医師を目指し、日々の勉学に取り組んでいます。

振り返り
歯学部を目指した理由はこんな感じで、歯学部に入ってからもあまり変わることはありませんでした。
こちらの記事で紹介したように、1、2、3年の時点で僕は勉強がしんどかったので、自分が勉強する理由を考えといて良かったなと最近思います。
まだ22年しか生きていない僕の中では高校野球の2年半のウエイトはめちゃめちゃデカイものってことを再認識しました。
高校野球で僕が学んだことという記事も書いているのでよかったら読んでみてください。
来年から臨床実習が始まります。
そこで将来自分のやりたいことをもっともっと明確にしていきたいです。
CBTの勉強頑張ります。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
